KTM EXCとお別れ
別れは突然に
ということで、オーバーホールしたばかりでアレだけど、
KTM EXCとお別れした。
実はブログを始めたキッカケも
このEXCを買ってから走りまわるばかりで記録に残るようなことを
してこなかったことに気づいて、
売却する前に何か思い出を残しておきたい、
というのが本当のところだった。
なので書き始めたころは絶賛売り出し中だったのだ(笑)
しかし、先週末に無事引き渡しを完了して
めでたく嫁いでいった。
買い替えの動機は？
EXCに性能的な不満があったわけではない。
恰好も各社オフロード車の中で一番良いと思う。
細かい理由はたくさんあるんだけどここで書くようなことではないが、
一番の動機を挙げるとしたら、
「残り短い人生、いろいろなバイクに乗ってみたい」
ということかな。
新車で購入して2年間、月イチペースで乗ってたので
30回くらいしか乗ってないので
普通に考えるとアリエナイ！モッタイナイ！のだけど、
どうしてもまた新車に乗りたくて(笑)
貧乏サラリーマンに、こんなワガママを許してくれた家族には
スペシャルサンクス。頭が上がらない。
次どうするの？って？
2020年モデルで良さげなメーカーの2stモデルを選ぶつもり。
KTMの2stエンデューロレーサのキャブレター仕様最終モデルなので
歴史的に見てもプレミアムな感じがして少々もったいない気もするけどね。
当面の間はこっち(KX85)で凌ぐことに
参加するために仲間内で共同購入したKX85(ラージホイール)。
これをしばらく占有させてもらって山に持ち込むつもり。
今年も8耐に出場する予定なのでちょっと早めに練習するつもりで。
車体の素性は・・・
2004年モデルで、ヤフオクで9万円で出品されていたものを誰とも争わずに落札。
前オーナーも大人乗っていたので、ハンドルがライズアップされた大人仕様に
なっていた。
(とは言え、身長180㎝の自分には超絶小さくて窮屈・・・)
外装はボロかったけど、中身は至って普通でよく走る、いい買い物だった。
調べてみると、85㏄なのに28馬力くらいある。
街乗りのバイクでは信じられないような数値だけど、
乗ってみると理解できる。
低速を潔く捨てた超超超高回転仕様で、
パワーバンドをはずした瞬間モォ～っと失速する。
なので、常にパワーバンドを維持するように半クラを多用する。
クラッチミートしたときの加速感は本当に85㏄なのか？と
疑いたくなるほど。グイグイ進んでいく。
なのでクラッチの練習にはもってこい。
失速しない、でも掻かない、タイヤが一番仕事できるところを
思いのままにコントロールできるようになれば、
オフロードのスキルも一皮むけそうだ。
当初、8耐が終わったらまた売却しようと考えていたので、
1レース限りのお祭り仕様でカッティングシートでデカールを自作し、
全身ステッカーチューンを施し、見た目はやる気マンマンに。
これは楽しかったね。耐久性度外視だけど、どんどん恰好良くなっていくので。
2018年の8耐リザルトは？
実は去年の8耐でスモールクラスで優勝してしまった。
これにはワケがあって、
前日の夜からあろうことか台風が会場を直撃(笑)
レース中も雨が降りまくって、難所がどんどんクローズしていくような状況。
見ての通りパドックもウ〇コまみれ。
スピード系のグルグルレースになってたら勝てなかったと思うけど、
ゲロマディの中では、日ごろから好んで難所ばかりを走っている
ウチの親分(チームメイト)にアドバンテージがあり
グイグイと順位をあげてくれていつのまにかトップになっていた。
え？私？
ええ、そりゃ足を引っ張ってたでしょうよ(笑)
何度も心が折れそうになりながら、なんとかギリギリ周回してたくらいだから。
ということで、しばらくはKX85のネタをちょいちょい差し込みながら、
年末に新しい車体を購入したら、そいつの思い出を綴っていく予定。
