RR2TにBPDのラジエータガード取付&ハンドル切れ角改善
はじめに
前回のKTMは当初あまりガードをせずに
乗り出してしまって
(モデルチェンジ直後だったので
手に入らなかったというのもある)
後々後悔したのもあったので
今回は初っ端からガード多めで行きたいなと。
今回はラジエータガードの中でも
最強を誇るBullet Proof Design(BPD)を
取り付けたのと、
ついでにRR2Tの弱点とも言えるハンドル切れ角の
改善も行ったので合わせてどうぞ。
ガードの組付け
色気を出して青アルマイトにしてしまった。
それ以外はなんてことない。
車種専用設計なのでネジ締めるだけで付く。
ただ、このガード、少しでもラジエータが歪んでいると
取付にものすごく苦労するようなので、
検討しているうちは歪む前に買おう。
ただ、お値段が3マンエンと少々お高いので
躊躇う気持ちもわからなくもない・・・
でもラジエータ交換することになったら
結局高くつくから最終的には出費は
安いガードでラジエータ交換するのと、
高いガードでラジエータ守るのであまり変わらないかもね。
取付完了の画像を取り忘れたので慣らしに出かけたときの
切り抜きで・・・
見ての通りこのガード、
前方向に厚みがある。
で、話はちょっと変わるんだけど、
RR2Tって例年、ハンドル切れ角が異様に小さい。
MY2020も例外なく小さい。
開発段階で何があったのか?
トライアル車の開発・製造を行っているメーカーの
車両とは思えない。
大げさではなく、
8の字とかかいてると
もっと切り込んでいくもんだと思って
回転半径がぜんぜんついてこないので
コケそうになるくらい。
なのでついでに
これも改善。
かなり力技で。
ハンドルストッパーの調整
まずはハンドルストッパーをどこまで追い込めるか。
純正はネジとナット(6mm厚)が入っている。
ラジエータのフォークに一番近いところに
マジックで印をつけている。一番最初にここが当たるぞ、と。
さすがにナットはなくせないが、
一旦ナット無しでネジを締めこんでいき、
どこまで切れるか見極める。
ただしラジエータとかガードにガンガン干渉するので・・・
あたるところをコンコン凹ましたり、削ったり・・・
すると、ハンドルストッパーを2mmは縮められそうなことが
わかってきた。
(↓は、両方ともラジエータ凹まし、ガードも削っている)
(ちなみに左右で干渉量が異なる。左側のほうがより干渉する)
叩くのも円筒形状のものをあてがったほうがいいと思う。
間違ってもハンマーで直接叩いたり角ばったもので叩かないように
スペーサーの制作
制作というほどのことはない。
穴あけて切り出すだけ。
4mm厚(ちょっとマージン多め)で。
調整機能は失うが決め打ちでよければ
スペーサで十分。
結果
フォークアウターにガードつけると
さらにクリアランスが厳しくなるんだけど、
なんとかゼロ空きで収まった。
ちなみにガード削ったところは
芸術的にステムのボルトの頭をかわしている。
(画像ではわかりにくいが)
おわりに
なんか2mmのためにここまでやる?
って思われそうだけど、それくらい切実な問題なのだ。
1度切れ角いじってない車体に乗ってみてほしい。
そして、たった2mmだけど、
やるとやらないでは雲泥の差になる。
ハンドルストッパーは割と回転中心付近についてるので
ハンドル先端にしてみると
「おおっ!」と感動するくらい変化した。
ま、それが走りに影響するのか?と言われると、
Uターンするときに・・・とか
その程度になっちゃうんだけどね。
って感じで。