おさだ精密工業

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自作、自作、自作、バイク、ときどき家族ネタ

Beta RR2T にARCコンポジットレバーを取付

はじめに

クラッチレバーとブレーキレバーを折れにくいことで有名な

ARCのレバーに交換。

クラッチ側は、巷でまことしやかにささやかれているが、

やわらかくなることを期待して。

 

 ↓でクラッチを軽くするためバネを変えているが

 さらに柔らかくなるかな?

osada-komuten.hatenablog.jp

 

購入はBonsai Motoさんにて

関東の南のほうに住んでる人は

Bonsai Motoさんに直接買いに行こう。(別に回し者じゃないけど)

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そこで店主の多川さんと話したのだが、

クラッチを軽くしたいなら最近、パワーレバーなるものもあるよと。

bonsaimoto.jp

 

ただ、お値段もほぼ倍するのでどうかなーという感じ。

Betaであれば↑でやってるバネの交換をすれば

標準のARCレバーでいいんじゃないか?という話で

今回は標準レバーにした。

ブレーキレバーも同時に購入したので結構な出費だったのだ・・・

 

取付

どうってことないんだが、

たしかブレーキ側は純正のネジは胴体が太くなっていて

ボスの役割も兼ねたものだったが、

ARCのレバーに付属してきたものは、

普通のネジとパイプ状のカラーが付属していた。

レバーをマスターにはめてカラーを軸の部分にカラーを入れてから

ネジを入れろということらしい。

が、このカラーの嵌め合いがキツクてマスター側の軸穴に

通らなかった。叩き込めば入りそうだったけど

今度は取り除くのが大変そうなので、

純正のネジをいれといた。

 

クラッチ側は、

純正のリターンスプリングは使わない、

軸部分のカラーはARCレバーに移植する、

という説明書が入っているので

その通りに組み付けるだけ。

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おわりに

もともとプッシュロッドの調整をして、

バネも変えてしまったのであまり不満は

なくなってしまったのでアレだが、

レバーを変えてみてたしかに握り心地が楽になった。

が、それがレバー比の変化によるものなのか、

レバー形状の差異による感触の違いなのかが

わからなかった。

つまり、気持ちの問題程度の差だということだと思う。

 

まぁ、一本指でも十分操作できるし、

さらにARCレバーに変えることで折れにくくなっているので

満足である。

 

あ、あと1点、

これが良いことなのか悪いことなのか

賛否分かれそうなのだが、

Betaのブレーキはニッシンが採用されているが、

フロントは初期のタッチが硬い。

初期に硬くてそこから握り込みはほとんどなく

硬さの中でブレーキの効き具合を調整するような感じ。

前車がKTMだったのでこの差が猛烈に操作し辛かった。

KTMブレンボは柔らかく握り込んでいった先で、

効き具合が調整できたのに。

 

ARCの樹脂レバーに変えることで、

レバーがしなるので

ガツッと当たってそこから動かない、

という感触が緩和されて

タッチが柔らかくなったような効果があるのだ。

原理的に考えると、ただレバーがしなっているだけなので

悪影響な気がするのだが、

実際乗ってみるとこれが

カックンブレーキを回避してくれて

ほどよくコントロールできて

操作性がよくなったように感じさせるのだ。

 

人間の感覚とは適当なものであるが、

まぁ本人がヨシと思ってるのでヨシッ!なのだ。

これを嫌う人もいると思う。

 

という感じ。