おさだ精密工業

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自作、自作、自作、バイク、ときどき家族ネタ

Beta RR2Tにホイールカラーチェンジデカールを貼付け

はじめに

外装を黒に変更して、

デカールをオリジナルデザインにした我がRR2T。

 

外装がイカしたデザインになったため、

ホイールのリムが銀色のままなのが絶望的に

ダサくなってしまった。

 

osada-komuten.hatenablog.jp

 

一刻もはやくそんな事態を脱する必要があったため

今回、急遽S3のホイールカラーチェンジデカール

凌いだので、そのときの注意点などについてまとめてみた。

 

ホイールカラーチェンジデカール

S3というメーカーからトラ車向けのリムカラーを手軽に変更することが

可能なデカールセットが発売されている。

トラ車もエンデューロ車と同じF21インチ、R18インチなので

RR2Tにも使用可能である。

国内ではMITANIさんで通販するのが良いだろう。

mitani-kobe.shop-pro.jp

 

1台分で税込み7000円ちょいなんだけど送料が1000円以上するので

買うなら他のものと合わせてかうか共同で購入するなど

したほうがお得だろう。

 

今回、私は言うまでもなく赤を買った。

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開封するとこんな感じ。

片側3ピースに分かれていて、

1台分なので12ピースのデカールが入っている。

フロントはストレート形状に対して、

リアは円弧状になっている。

 

表面はザラザラしている。

貼り付け動画を見ると、隣のデカールとある程度ラップさせて

貼り付けるらしいが、このザラザラ面に糊がうまく貼りつくのだろうか?

不安である。

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まずはフロントから。

参考動画ではマシンからホイールを外さずに

タイヤも履いたまま作業していたが、

とても真似する気になれなかったので自分は取り外した。

あまり時間が取れなかったので、

平日夜、会社から帰ってから作業したので、

車内でメンテスタンドかけてホイールを

家に持ち運んでの作業。

このときばかりは背の高い車で良かったと思う。

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で、タイヤも何もかも取り外して

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シール状のものは剥がして、油分を完璧に取り除く。

自分の場合はホイールのガリ傷が酷いところは

オイルストーンで慣らしておいた。

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参考動画のとおり中心側から貼り付けて、リム側を貼る。

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が、ちょっと硬さがあるのでヒートガンで軽く炙る。

熱には強いが執拗にあてて溶かさないように。2~3秒あてれば

十分柔らかくなる。ブレすぎ。ヒートガンあてながら写真撮るなという話。

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柔らかくしてリムに貼っていくのはそれほど難しくないので

すぐ完了した。

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ただ、少々注意点があるのでまとめておく。

(1)フロントはエンデューロ車に使用するには少々幅が広い。

 タイヤ交換時にあまりリムのエッジ部までデカールが来ていると

 おそらくタイヤレバーでデカールを痛めると思う。

 3mm以上隙間が空くように取説でも指示されていたような気がするが

 よく確かめて位置決めするように。

 スポークニップルとの距離感を覚えておいて、

 できるだけ全周にかけて同じ隙間で貼るように全神経を集中する。

(2)気泡が入りやすく抜けにくい

 前述のように位置決めに気をつかう。

 貼っている最中もズレはじめたら引っ張って位置を補正するように

 貼り付けていくことになるが、

 これをやっていると結構気泡が入る。

 気泡に気づかず作業を続けてしまうと

 後から抜くのは非常に大変なので、

 気泡が入っていないかよく注意しながら、

 見つけたらすぐに剥がして貼りなおす、としたほうが

 最終的な仕上がりは良いと思う。

 私の場合、位置がエッジにかなり近くなってしまったので

 はみ出さないように気をつかう必要があったため

 より補正に気をつかうことになり気泡に苦労させられた。

 あまり補正をしなければ気泡も入りにくいので、

 エッジに余裕がある位置で決めれば

 気泡だけ入らないように中心から外に向かって貼るだけなので

 その点に注意されたし。

(3)熱を入れたほうが定着は良い

 フロントはあまり熱を入れずに貼った。

 なんとなく糊もしっかりしてるし、

 大丈夫かなと思って。

 ところが2,3日後に見てみると

 やはり懸念していた通りデカール同士がラップしている部分が

 剥がれかけていた。

 リアはとろけそうなくらい熱を入れてから貼ったら

 そんなことなかったので、

 この糊は思いのほか熱を入れたほうが定着しやすいのかもしれない。

(4)回転方向を意識した貼付けを

 回転方向に気をつけて継ぎ目が石に引っかかっても

 剥がれにくい重なり方向になるように。

 とすると、最後に貼る端っこは、最初に貼った端っこの下に

 入り込ませる必要があるので、ここは一旦剥がして最後の端っこを

 ホイールに貼ってから、最初の端っこを重ねる。

 なお、使われている糊はやり直しは効くタイプなので

 少々剥がしても粘着力は問題ない。

 

貼り付けできたらいつまでも家の中においておくわけにはいかないので

そそくさと組み込む。全体像な見えないが

既にこの時点でいい感じなのがわかる。

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続いてリアも

日を改めてリアも同様に平日作業。

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同じくすべて取っ払う。

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リアはフロントに比べるとラップ量が大きい。

50mmくらいは被ると思う。

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フロントの教訓を生かしたのでリアはよりスムーズに貼れた。

が、重なり合わせの関係でロゴマークが隠れてしまった。

ま、気にならないが。

リアはかなりエッジの余白に余裕があったので貼るのが楽だったともいう。

これくらい隙間が空いてれば

タイヤレバーはかからないし、多少岩で擦ってもデカールまで痛める可能性が

低くなったと思う。

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タイヤを組むとこんな感じ。

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全体像

で、ついに完成形。

やっぱりリム色がキマると

ミスマッチ感がなくなった。

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個人的にはちょっとケバいというか、チャラいというか。

派手すぎて恥ずかしかったりする。

でも、ホイールカラーチェンジデカール自体の発色は

それほどではないので、

フレームの赤、デカールの赤と親和性がよく

全体的に上手くまとまったと思う。

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おわりに

これにて見た目関係の変更は落ち着いたかなと思う。

また何年後かにデザインに飽きて変えたくなるまでは

しばらくこれで行くことに。

 

気になるの耐久性はしばらく使ってみてから

更新したいと思う。