Beta RR2T MY2020にKTMリアホイール流用(準備編)
はじめに
とんでもなく久しぶりの投稿に
なってしまった。
本当はもっとアップしたいことがあるが
なかなか時間が取れないことが
続いているうちに
遠のいてしまった。
そうこうしているうちに
バイクに触る時間も
あまり取れなくなっていたのだけど
久しぶりにネタができたので。
いままでウチのRRのリアホイールは
KDX用を組んでいたのだけど、
せめてレーサーのホイールにしたいと
考えていたところKTM用ホイールが
手に入ったので流用することになった。
準備するもの
・KTMホイール。
はっきりしないが
KTMは2004年くらいから
ホイールの形状が同じで
流用できそうな感じ。
今回手に入れたホイールは
D.I.D.リムの時代のものだったので
パーツリストを漁ると
2004年か2005年ものっぽい。
・スプロケとブレーキディスク
KTM用を買えばOKなのだが、
ブレーキはBetaのほうが
外径が大きい(φ240。KTMはφ220)。
ブレーキディスクの取り付けピッチは
幸いBetaとKTMで同一なので
ブレーキはBeta用を買う。
なお、スプロケの取り付けは
KTMとBetaに互換性はないので注意。
今回ちゃねスポーツさんで購入した。
それぞれのページへのリンクを貼っておく。
スプロケは53T。ディスクはDBD056を購入。
http://www.chsports.com/cgi/shoplist.cgi?GENRE=61187e92_7f15&CAT=61187f54_805e
http://www.chsports.com/cgi/shopitem.cgi?item=784
・コンバージョンカラー
KTMホイールをポン付けとはいかないので
幅を合わせたカラーが必要になる。
実はKTMホイールの流用は
師匠のRRで実践済みなんだけど
現合でカラーを削って
合わせたので寸法がよくわからない。
今回はちゃんと採寸するため
ダミーカラーと幅合わせの
ワッシャー(1.5mm厚と2.0mm厚)を作った。
諸説あり?
なんでダミーカラー作ったか?
というところだが、
KTMホイールの幅が
はっきりしないのだ。
師匠のをやったときに作ったカラーと
今回自分のホイールで採寸した感じ
が全然違う。
年式によって幅方向の形状が
変わっているのか?ってほど。
師匠のホイールを流用したときは
ディスク側のカラーの幅を3mm詰めれば
良さげだったんだけど
自分のホイールの場合
それだと詰めすぎになりそう。
だもんで
それを確かめるため。
ちなみに、KTMのホイールカラーは
ある年式(2012年か2014年くらい??)
からカラーの形状が変わる。
左側が変更後の形状。
新旧採寸してみたけど、若干差があるような?
ないような?微妙な感じ。
KTM同士であれば特にカラーの差を
気にせず古いホイールを
新しい車体に流用することも
できるという情報もあるし
気にするほどではないのかも。
一応トレースしておいた。
が、間違っているかもしれないので
あまりアテにしないでほしい。
↓新しいほう
↓古いほう
ならばちゃんと計る
そんなこんなで幅が
ようわからんので
せめて自分のぶんはちゃんと
計ろうと。
・まずはBetaのホイール。
カラーの端から逆のカラーまでの
距離。
178.3mmくらいかな。
なお中華ノギスなので
0.01mmの桁はあてにしない。
ちな、これ新車外しのホイール(笑)
ウチの車体純正ホイールは使ったことない。
車体を手放すときにホイールが
キレイなほうが高く売れるかな?
と思って。
でも車体がヤレてきたので
ホイールだけピカピカでも
しかたないかな?
と最近思いはじめたので
そろそろおろしちゃおうかなとも。
・お次は今履いているKDXホイール
178.5mmくらい。
純正よりも若干幅が広いので
実は組む時ギリギリだったりする。
(いれるのが大変 笑)
以上からカラー間の幅は
178.3~178.5mmの間になるように
すれば広すぎず狭すぎず
にできるようだと。
・自分のKTMホイール+ダミーカラー
ダミーカラーに調整用のワッシャ
いれてない状態。
175.5mmなので
ここから2.8~3.0mmくらい延長すれば
ほどよい幅になりそう。
カラーの幅をどのくらいにするか
ダミーカラーの有効幅は13mmで作ってある。
(細い部分はベアリングの内径に入り込むのでここの長さは関係ない)
これに対してKTMの旧カラーの幅は17.2mm。
狙いの幅に追い込む
1.5mmくらい削って、有効幅15.8mmにした。
削ったカラーでカラー間の幅もバッチリ、
純正と同じくらいになった。
仮フィッティング
↑で作ったカラーでさっそく仮フィッティング。
チェーンラインが出る模様。
まぁ、Betaの純正と同じ幅に合わせたので
当然問題なく取り付けできた。
スプロケ側もこんな感じ。
まだシールはいれていない。
って感じで問題なさそうなことがわかった。
(師匠のホイールはどうなってしまったのか・・・?)
おわりに
移植のめどは立った。
ちゃんとしたカラーの製作は
後編でお伝えしようかと。
純正の銀リムはカッコ悪いので
またリムテープを貼ろうかと思ったけど、
思ったほど安くもないし、
せっかくなのでZ-Wheelの赤リムを
組もうと考えている。
そしてリムをバラすのなら
ハブも塗装したいと考えているので
続きはしばらく後になりそうだけど。
まとめ
ワタシのホイールの場合・・・ということになってしまうが、
KTMのリアホールをBetaに流用するための情報をまとめると下記になる。
・ディスク側のカラーはKTM旧カラーを追加工するなら
1.2mm~1.4mm幅を詰める。
新造するならオイルシールにハマる部分の幅を9.5mm、
頭の幅を6.3mm~6.5mmの間で作る。
となる。
そんな感じ。