Beta RR2Tのダミーヘッドライトを作った(準備編)
はじめに
KTM乗ってたときにヘッドライトつけたまま
白井に行って岩の上でコケまくってたら
レンズが割れるわ固定部が折れるわで
散々だった。
しかも、ヘッドライトって結構高くて
2万円とか平気でする。
そんなもん2度と壊したくないっつーことで
RR2Tでは普段外している。
ただ、ヘッドライトカウルに
ぽっかり穴があいているのもさみしい。
巷ではヘッドライトエリミネータとか
ヘッドライトシェルとか言ってライト部分の蓋が
売っているがそれほどガチなものはいらないから
自分で作れないかなーというネタ。
長くなるので今回は準備編。
方法は?
まっさきに思いつくのはカイダックを使うこと。
ただ、カイダック自体送料込みだと結構高い。
サイズが1000×500なので他にもいろいろ作れるけど。
ただ、他の方法がうまくいかなかったらこれにすることに
なるだろう。
次に思いつくがのが型を取って
2液性エポキシを流し込んで成型する方法。
なぜか家に捨てるほどエポキシ接着剤が
余っていたので、まずはこちらで進めてみることに。
型をとる
そうと決まったらまずはヘッドライトの型を取る。
どうやってとるかというと、
紙粘土にうずめて固まるちょっと前に取り外す。
するとこんな感じになる。
ここまではいい感じじゃない?
流し込み
いきなり取れなくなると悲しいので
ラップを敷いてそこにありったけの
エポキシ接着剤を流し込んでみる。
一晩おいてから外してみたらこんな感じ
なんとなくいい形に見えるが?
ラップを敷いてたのでラップの皺が転写されているのは仕方ない。
ここの溝とかポッチにエポキシ接着剤を
塗りこんで補修する。
で、形を整えるとこんな感じ。
これ単体で見る分には成功したんじゃないかと思えるほどの
出来具合。
このままいけるのか?
ここまでの時点で以下の問題点が。
・重い
樹脂で満たされていると
想像以上に重く、このままでは使えない。
相当肉抜きが必要だろう。
ただ、そうすると強度が不安。困った。
・硬化するときに反った
単体で見るとそこそこの出来だが、
カウルに当てはめてみると、
隙間が2mm以上空いたりして、
なんじゃこれ?!という感じに。
エポキシ接着剤は硬化するときに熱を持つんだが、
その熱で反りが発生したっぽい。
ということで、この樹脂の塊を
使うのは茨の道だなぁという予感。
苦労する割にはイマイチの出来になりそう。
なのでスッパリ諦めて・・・
プランBで
結局カイダックで進めることにした。
ただ、せっかく型を取ったのでなんとかしてこれは使いたい。
ということで、今度はセメントを流し込んでみた。
いきなり完成しているが、思いつきで行動してしまったので
写真を撮っていなかった・・・
思ったとおりエポキシのときのような反りは発生しなかった。
真似する人はこの世にいないと思うが、
できればセメントではなくモルタル(砂利とか混ざってないやつ)
のほうがいいだろう。家にたまたま、
砂利も砂も混ざったコンクリートがあったのでそれを
使ったが成型するときに砂利が邪魔で削り辛かった。
おわりに
今回はここまでで一旦区切るが、
結局こんなん堂からカイダックを買うことになった。
2mm厚で1000×500で3500円くらいだったかな?
そこに送料が1500円くらいかかるので、
5000円ちょい払ったような・・・
正直安くはない。送料が高いのでできればまとめ買い
したほうがいいんだがそんなに作るものもないし・・・
ちなみにカイダックってどうやって使うのか?
ところだけど、それは次回に簡単に触れてみたい。
という感じ。
Beta RR2Tにフォークシューガードを取付
はじめに
ガード多めにしてる今回の車両。
別に必要性を感じてたわけじゃないけど、
フォークのボトムガード?シューガード?を買ってみた。
フォークのボトムブラケットが岩に干渉して
傷つくのを防ぐためのガード。
前車のKTMのときはそんなに気にならなかったが
そんなに高いもんでもないし、買ってみた。
ちょっと難儀した部分もあるので
内容を共有する意味合いで投稿。
購入はBosaiMotoさんにて
アチェルビス製品は割と近所のBonsaiさんで買うことにしている。
3000円弱くらいだったかな。
ARCも映っているがこれは別項目にて。
構成
を撮り忘れたが、
・ガード(樹脂)
・オフセットカラー(5mmくらい?)
・ネジ(純正と置き換え)
で構成されていて、
フォークボトムのアクスルシャフトクランプ部に
取り付けて共締めする。
そのときにガードがボトムブラケットに密着させないように
するために
ガードの下にカラーを挟み込む。(結構作業しづらい)
で、カラーで浮いたぶんネジの長さが足りなくなるので
代替えのネジがついている。
普段はネジは抜かず緩めるだけの部分なので
煩わしいのは組む時だけだが。
組付けとガード範囲
そんなこんなで右側を組んだのが↓
下から覗き込むとこんな感じ。
岩の上に落ちるような方向のダメージは防げないのかな??
岩の間をすり抜けたり、横に倒れたところに
岩があるような場合にはガードしてくれそう。
中華ディスクガードとの相性は悪い
中華ガードのブラケットは厚みが3mmくらいある。
たぶんアチェルビスよりも厚い。
このため、今回取り付けているガードと
ブラケットが干渉してしまった。
アチェルビスのブラケットならぶつからないんだよね?もちろん?
ここまで来て引き下がれないので、
フォークボトムガードを削ってやった。
たしか2mm~3mmくらい削った。
金属の座が鋳込んであるんだけど、
それが外れるんじゃないか、っつーくらい削った。
ま、気にしないけど。
ディスク側はディスクガードも結構張り出しているので
底面の防御力もそこそこありそう。
おわりに
もともと必要性をそれほど感じていなかったガードなので
役に立っている実感はまだない。
どちらかというと、こんなガードもあるよ的な紹介ネタっぽい。
このガードがズタボロになっていたら
「つけててよかったー」って思えるだろう。
その時がきたら、更新したいと思う。
という感じ。
後日談
固定が先端だけだし剥がれそうな形してるなぁと思ってたけど、やっぱり(笑)
カイダックで作り直すかなぁ。
Beta RR2T にARCコンポジットレバーを取付
はじめに
クラッチレバーとブレーキレバーを折れにくいことで有名な
ARCのレバーに交換。
やわらかくなることを期待して。
↓でクラッチを軽くするためバネを変えているが
さらに柔らかくなるかな?
購入はBonsai Motoさんにて
関東の南のほうに住んでる人は
Bonsai Motoさんに直接買いに行こう。(別に回し者じゃないけど)
そこで店主の多川さんと話したのだが、
クラッチを軽くしたいなら最近、パワーレバーなるものもあるよと。
ただ、お値段もほぼ倍するのでどうかなーという感じ。
Betaであれば↑でやってるバネの交換をすれば
標準のARCレバーでいいんじゃないか?という話で
今回は標準レバーにした。
ブレーキレバーも同時に購入したので結構な出費だったのだ・・・
取付
どうってことないんだが、
たしかブレーキ側は純正のネジは胴体が太くなっていて
ボスの役割も兼ねたものだったが、
ARCのレバーに付属してきたものは、
普通のネジとパイプ状のカラーが付属していた。
レバーをマスターにはめてカラーを軸の部分にカラーを入れてから
ネジを入れろということらしい。
が、このカラーの嵌め合いがキツクてマスター側の軸穴に
通らなかった。叩き込めば入りそうだったけど
今度は取り除くのが大変そうなので、
純正のネジをいれといた。
クラッチ側は、
純正のリターンスプリングは使わない、
軸部分のカラーはARCレバーに移植する、
という説明書が入っているので
その通りに組み付けるだけ。
おわりに
もともとプッシュロッドの調整をして、
バネも変えてしまったのであまり不満は
なくなってしまったのでアレだが、
レバーを変えてみてたしかに握り心地が楽になった。
が、それがレバー比の変化によるものなのか、
レバー形状の差異による感触の違いなのかが
わからなかった。
つまり、気持ちの問題程度の差だということだと思う。
まぁ、一本指でも十分操作できるし、
さらにARCレバーに変えることで折れにくくなっているので
満足である。
あ、あと1点、
これが良いことなのか悪いことなのか
賛否分かれそうなのだが、
Betaのブレーキはニッシンが採用されているが、
フロントは初期のタッチが硬い。
初期に硬くてそこから握り込みはほとんどなく
硬さの中でブレーキの効き具合を調整するような感じ。
前車がKTMだったのでこの差が猛烈に操作し辛かった。
効き具合が調整できたのに。
ARCの樹脂レバーに変えることで、
レバーがしなるので
ガツッと当たってそこから動かない、
という感触が緩和されて
タッチが柔らかくなったような効果があるのだ。
原理的に考えると、ただレバーがしなっているだけなので
悪影響な気がするのだが、
実際乗ってみるとこれが
カックンブレーキを回避してくれて
ほどよくコントロールできて
操作性がよくなったように感じさせるのだ。
人間の感覚とは適当なものであるが、
まぁ本人がヨシと思ってるのでヨシッ!なのだ。
これを嫌う人もいると思う。
という感じ。