おさだ精密工業

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自作、自作、自作、バイク、ときどき家族ネタ

Beta RR2T MY2020にKTMリアホイール流用(準備編)

はじめに

とんでもなく久しぶりの投稿に

なってしまった。

本当はもっとアップしたいことがあるが

なかなか時間が取れないことが

続いているうちに

遠のいてしまった。

そうこうしているうちに

バイクに触る時間も

あまり取れなくなっていたのだけど

久しぶりにネタができたので。

 

いままでウチのRRのリアホイールは

KDX用を組んでいたのだけど、

osada-komuten.hatenablog.jp

せめてレーサーのホイールにしたいと

考えていたところKTM用ホイールが

手に入ったので流用することになった。

 

準備するもの

KTMホイール。

 はっきりしないが

 KTMは2004年くらいから

 ホイールの形状が同じで

 流用できそうな感じ。

 今回手に入れたホイールは

 D.I.D.リムの時代のものだったので

 パーツリストを漁ると

 2004年か2005年ものっぽい。

f:id:Osada-Komuten:20220108181045p:plain

 

スプロケとブレーキディスク

 KTM用ホイールなのでスプロケ

 KTM用を買えばOKなのだが、

 ブレーキはBetaのほうが

 外径が大きい(φ240。KTMはφ220)。

 ブレーキディスクの取り付けピッチは

 幸いBetaとKTMで同一なので

 ブレーキはBeta用を買う。

 なお、スプロケの取り付けは

 KTMとBetaに互換性はないので注意。

 

 今回ちゃねスポーツさんで購入した。

 それぞれのページへのリンクを貼っておく。

 スプロケは53T。ディスクはDBD056を購入。

http://www.chsports.com/cgi/shoplist.cgi?GENRE=61187e92_7f15&CAT=61187f54_805e

http://www.chsports.com/cgi/shopitem.cgi?item=784

f:id:Osada-Komuten:20220108181247j:plain

 

・コンバージョンカラー

 KTMホイールをポン付けとはいかないので

 幅を合わせたカラーが必要になる。

 実はKTMホイールの流用は

 師匠のRRで実践済みなんだけど

 現合でカラーを削って

 合わせたので寸法がよくわからない。

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 今回はちゃんと採寸するため

 ダミーカラーと幅合わせの

 ワッシャー(1.5mm厚と2.0mm厚)を作った。

 

諸説あり?

なんでダミーカラー作ったか?

というところだが、

KTMホイールの幅が

はっきりしないのだ。

 

師匠のをやったときに作ったカラーと

今回自分のホイールで採寸した感じ

が全然違う。

 

年式によって幅方向の形状が

変わっているのか?ってほど。

 

師匠のホイールを流用したときは

ディスク側のカラーの幅を3mm詰めれば

良さげだったんだけど

自分のホイールの場合

それだと詰めすぎになりそう。

 

だもんで

それを確かめるため。

 

ちなみに、KTMのホイールカラーは

ある年式(2012年か2014年くらい??)

からカラーの形状が変わる。

左側が変更後の形状。

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新旧採寸してみたけど、若干差があるような?

ないような?微妙な感じ。

KTM同士であれば特にカラーの差を

気にせず古いホイールを

新しい車体に流用することも

できるという情報もあるし

気にするほどではないのかも。

 

一応トレースしておいた。

が、間違っているかもしれないので

あまりアテにしないでほしい。

 

↓新しいほう

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↓古いほう

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ならばちゃんと計る

そんなこんなで幅が

ようわからんので

せめて自分のぶんはちゃんと

計ろうと。

 

・まずはBetaのホイール。

 

カラーの端から逆のカラーまでの

距離。

178.3mmくらいかな。

なお中華ノギスなので

0.01mmの桁はあてにしない。

ちな、これ新車外しのホイール(笑)

ウチの車体純正ホイールは使ったことない。

車体を手放すときにホイールが

キレイなほうが高く売れるかな?

と思って。

でも車体がヤレてきたので

ホイールだけピカピカでも

しかたないかな?

と最近思いはじめたので

そろそろおろしちゃおうかなとも。

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・お次は今履いているKDXホイール

 

178.5mmくらい。

純正よりも若干幅が広いので

実は組む時ギリギリだったりする。

(いれるのが大変 笑)

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以上からカラー間の幅は

178.3~178.5mmの間になるように

すれば広すぎず狭すぎず

にできるようだと。

 

・自分のKTMホイール+ダミーカラー

 

ダミーカラーに調整用のワッシャ

いれてない状態。

175.5mmなので

ここから2.8~3.0mmくらい延長すれば

ほどよい幅になりそう。

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カラーの幅をどのくらいにするか

ダミーカラーの有効幅は13mmで作ってある。

(細い部分はベアリングの内径に入り込むのでここの長さは関係ない)

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これに対してKTMの旧カラーの幅は17.2mm。

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狙いの幅に追い込む

画像

 

 

1.5mmくらい削って、有効幅15.8mmにした。

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削ったカラーでカラー間の幅もバッチリ、

純正と同じくらいになった。

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仮フィッティング

↑で作ったカラーでさっそく仮フィッティング。

なお、スプロケ側は師匠もワタシもKTM用カラー無加工で

チェーンラインが出る模様。

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まぁ、Betaの純正と同じ幅に合わせたので

当然問題なく取り付けできた。

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スプロケ側もこんな感じ。

まだシールはいれていない。

画像

 

 

って感じで問題なさそうなことがわかった。

(師匠のホイールはどうなってしまったのか・・・?)

 

おわりに

移植のめどは立った。

ちゃんとしたカラーの製作は

後編でお伝えしようかと。

純正の銀リムはカッコ悪いので

またリムテープを貼ろうかと思ったけど、

思ったほど安くもないし、

せっかくなのでZ-Wheelの赤リムを

組もうと考えている。

そしてリムをバラすのなら

ハブも塗装したいと考えているので

続きはしばらく後になりそうだけど。

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まとめ

ワタシのホイールの場合・・・ということになってしまうが、

KTMのリアホールをBetaに流用するための情報をまとめると下記になる。

スプロケKTM用、ディスクはBeta用を準備

スプロケ側のカラーはKTM用をそのまま使用

・ディスク側のカラーはKTM旧カラーを追加工するなら

 1.2mm~1.4mm幅を詰める。

 新造するならオイルシールにハマる部分の幅を9.5mm、

 頭の幅を6.3mm~6.5mmの間で作る。

となる。

 

そんな感じ。

Beta RR2T MY2020を混合仕様に変更したよ

はじめに

BetaのエンデューロレーサRR2T。

今ではKTMとかも分離仕様になってしまったが、

数年前までは唯一(だよね?)2stオイルを分離給油していた。

 

たしかに給油時に混合ガソリンを作らなくていいので

楽なのだがいいことばかりではなく・・・

オイルインジェクターが壊れたり

※注 エンジンの回転で駆動するオイルポンプではなく、

   電気式のオイルインジェクタが採用されている

過酷な環境での使用に耐えきれずオイルチューブが

摩耗して穴があくとか。

もちろんそんなことになればエンジンが焼き付く。

そんなこんなでTwitterなどを眺めていると

このオイルインジェクション、割と評判が悪く

混合化している人が多い。

 

しかも、KTMの話になるけど、

このインジェクタの寿命設定が比較的短く年1回くらいでの

交換が推奨されてたりする。

 

一方で私は月1~2回しか乗らないため

給油も1か月に1回~2か月に1回程度。

別に混合ガソリンを作るのも苦じゃない。

 

そう考えると、分離給油でもあまり嬉しくない。

なのでオイルタンクとか取っ払って混合化したよ、

という話。

 

ちなみに取り外したタンクは↓

外すの割とめんどくさかったよ。

特にうまくまとめるとかでなく、

もがいていた経過を時系列で垂れ流してみる。

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外装をバラしていく

外装をバラして

よく見てみるとオイルタンクと

サブフレームが複雑に入り組んでいて

外すのが大変そうなのがわかる。

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タンクの固定は

上面から見て右側のサブフレームの

この2か所のみ。

外すとタンクはカタカタ動くけど

抜きとれる気がしないくらい知恵の輪状態だ。

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オイルラインの確認

ひとまず大変そうなことはわかった。

で、外しにかかる前にオイルラインを

確認しておいた。

 

キッタねぇエアクリボックスで恐縮だが

タンクの下の黒い長方形のがオイルインジェクタ。

そこから細いチューブが出ている。

それがダクトの下から外に出ている。

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そして外に出てすぐにダクトのチューブガイドの中に

また隠れてしまう。

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そしてマニホールドのニップルに接続されていた。

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という感じなので、

手が離せなくなる前にチューブをエアクリボックスの中まで

引き抜いておいたほうがいいだろう。

ただし、ニップルからチューブを抜くとポタポタと

オイルが垂れてくるので栓を準備しておいたほうがいいだろう。

 

知恵の輪のはじまり

ということで準備はできたのであとは

タンクを外すだけだぜ!と、

CDIなど邪魔そうなものを外したら

スライドさせながらタンクが抜き取れるかなー

と淡い期待を寄せたがぜんぜん取れそうにない。

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しかたないので

サブフレームというかエアクリボックスをバラしすことに。

ちなみにBetaはサブフレームが樹脂なので

エアクリボックスとサブフレームの境目がわかりにくい。

なので目に付くネジを片っ端から外して

ゆさゆさしてみる。

 

まずは下からのぞいてM8のボルト2本。

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左側面のサブフレームにM6のボルト2か所

(写真左上と真ん中)

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おなじく右側面もサブフレーム中央にM6ボルト1本。

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ここまで外しても微動だにしなかったので隠しボルトが

あるに違いないと見回すと、

シートをガイドしてる風のゴム部品がサブフレーム上面に

ついてるけど座面が丸くなってるのでネジ穴だろうと思ったら

案の定。M8が2本。

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ここまできてもエアクリボックスと

サブフレームが分離しないなーっと、

サブフレームを起こしてみても状況は変わらず。

なかなか手ごわいじゃないか。

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で、ちょっと考え込みながら、

サブフレームを不意に開く方向に動かしてみたら

スポッと取れた。

知らなかったが、Betaも2020からサブフレームが分割式に

なったようだ。

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で、左右のサブフレームを外したら

無事エアクリボックスが

サブフレームから分離できた。

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ちなみにオイルインジェクタには

コネクタが2本接続されているが、

最初に外しておいたほうがいいだろう。

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最後にマニホールドのニップルを除去して、

M5×6mm程度のネジで蓋をしておく。

ネジロック材を塗布しておこう。

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ついでにTPS(スロットルポジションセンサ)も取外し

オイルの吐出量を決めるため、

キャブにスロットル開度を計るためのセンサがついてる。

しかし、もう無用なので私は取り外した。

TPSにもリターンスプリングがついてるため

若干ではあるがスロットルが重くなっている。

使わないなら外したほうがよい。

 

ただ、外したところを穴埋めする蓋が必要なので注意。

私は自分で作ったが、Boanoレーシングでも売っている。

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TPSを外すためにはまずキャブトップを外しておき、

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TPSのT20トルクスボルト(センターピン付)を外せば

抜き取ることができる。

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あとは蓋に液ガスを塗って組み付けて完了。

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おわりに

無事、摘出することができた。

混合化のメリットとして、混合比のアレンジによって

レスポンスが変化することがよく言われている。

また、オイルタンク満タンで1㎏近く重量があるのだが、

これが無くなることにより車体の取り回しが軽くなるそうだ。

 

(2021.02.01更新)

なお、オイルが空の状態でのタンク等々の重量は

562gだった。オイルが満タンで650ml入るようなので

約1㎏くらいの重量物をシート下に乗せていることになる。

これが無くなることで敏感な人には操作性の変化として

感じられるということ。

(らしい。私にわかるかと言われると全然自信はないが)

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すぐに乗れないのが口惜しいが上記の変化が体感できるか

楽しみだ。

 

火が入ったら乗り味について追記したいと思う。

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Beta RR2Tにホイールカラーチェンジデカールを貼付け

はじめに

外装を黒に変更して、

デカールをオリジナルデザインにした我がRR2T。

 

外装がイカしたデザインになったため、

ホイールのリムが銀色のままなのが絶望的に

ダサくなってしまった。

 

osada-komuten.hatenablog.jp

 

一刻もはやくそんな事態を脱する必要があったため

今回、急遽S3のホイールカラーチェンジデカール

凌いだので、そのときの注意点などについてまとめてみた。

 

ホイールカラーチェンジデカール

S3というメーカーからトラ車向けのリムカラーを手軽に変更することが

可能なデカールセットが発売されている。

トラ車もエンデューロ車と同じF21インチ、R18インチなので

RR2Tにも使用可能である。

国内ではMITANIさんで通販するのが良いだろう。

mitani-kobe.shop-pro.jp

 

1台分で税込み7000円ちょいなんだけど送料が1000円以上するので

買うなら他のものと合わせてかうか共同で購入するなど

したほうがお得だろう。

 

今回、私は言うまでもなく赤を買った。

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開封するとこんな感じ。

片側3ピースに分かれていて、

1台分なので12ピースのデカールが入っている。

フロントはストレート形状に対して、

リアは円弧状になっている。

 

表面はザラザラしている。

貼り付け動画を見ると、隣のデカールとある程度ラップさせて

貼り付けるらしいが、このザラザラ面に糊がうまく貼りつくのだろうか?

不安である。

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まずはフロントから。

参考動画ではマシンからホイールを外さずに

タイヤも履いたまま作業していたが、

とても真似する気になれなかったので自分は取り外した。

あまり時間が取れなかったので、

平日夜、会社から帰ってから作業したので、

車内でメンテスタンドかけてホイールを

家に持ち運んでの作業。

このときばかりは背の高い車で良かったと思う。

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で、タイヤも何もかも取り外して

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シール状のものは剥がして、油分を完璧に取り除く。

自分の場合はホイールのガリ傷が酷いところは

オイルストーンで慣らしておいた。

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参考動画のとおり中心側から貼り付けて、リム側を貼る。

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が、ちょっと硬さがあるのでヒートガンで軽く炙る。

熱には強いが執拗にあてて溶かさないように。2~3秒あてれば

十分柔らかくなる。ブレすぎ。ヒートガンあてながら写真撮るなという話。

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柔らかくしてリムに貼っていくのはそれほど難しくないので

すぐ完了した。

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ただ、少々注意点があるのでまとめておく。

(1)フロントはエンデューロ車に使用するには少々幅が広い。

 タイヤ交換時にあまりリムのエッジ部までデカールが来ていると

 おそらくタイヤレバーでデカールを痛めると思う。

 3mm以上隙間が空くように取説でも指示されていたような気がするが

 よく確かめて位置決めするように。

 スポークニップルとの距離感を覚えておいて、

 できるだけ全周にかけて同じ隙間で貼るように全神経を集中する。

(2)気泡が入りやすく抜けにくい

 前述のように位置決めに気をつかう。

 貼っている最中もズレはじめたら引っ張って位置を補正するように

 貼り付けていくことになるが、

 これをやっていると結構気泡が入る。

 気泡に気づかず作業を続けてしまうと

 後から抜くのは非常に大変なので、

 気泡が入っていないかよく注意しながら、

 見つけたらすぐに剥がして貼りなおす、としたほうが

 最終的な仕上がりは良いと思う。

 私の場合、位置がエッジにかなり近くなってしまったので

 はみ出さないように気をつかう必要があったため

 より補正に気をつかうことになり気泡に苦労させられた。

 あまり補正をしなければ気泡も入りにくいので、

 エッジに余裕がある位置で決めれば

 気泡だけ入らないように中心から外に向かって貼るだけなので

 その点に注意されたし。

(3)熱を入れたほうが定着は良い

 フロントはあまり熱を入れずに貼った。

 なんとなく糊もしっかりしてるし、

 大丈夫かなと思って。

 ところが2,3日後に見てみると

 やはり懸念していた通りデカール同士がラップしている部分が

 剥がれかけていた。

 リアはとろけそうなくらい熱を入れてから貼ったら

 そんなことなかったので、

 この糊は思いのほか熱を入れたほうが定着しやすいのかもしれない。

(4)回転方向を意識した貼付けを

 回転方向に気をつけて継ぎ目が石に引っかかっても

 剥がれにくい重なり方向になるように。

 とすると、最後に貼る端っこは、最初に貼った端っこの下に

 入り込ませる必要があるので、ここは一旦剥がして最後の端っこを

 ホイールに貼ってから、最初の端っこを重ねる。

 なお、使われている糊はやり直しは効くタイプなので

 少々剥がしても粘着力は問題ない。

 

貼り付けできたらいつまでも家の中においておくわけにはいかないので

そそくさと組み込む。全体像な見えないが

既にこの時点でいい感じなのがわかる。

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続いてリアも

日を改めてリアも同様に平日作業。

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同じくすべて取っ払う。

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リアはフロントに比べるとラップ量が大きい。

50mmくらいは被ると思う。

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フロントの教訓を生かしたのでリアはよりスムーズに貼れた。

が、重なり合わせの関係でロゴマークが隠れてしまった。

ま、気にならないが。

リアはかなりエッジの余白に余裕があったので貼るのが楽だったともいう。

これくらい隙間が空いてれば

タイヤレバーはかからないし、多少岩で擦ってもデカールまで痛める可能性が

低くなったと思う。

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タイヤを組むとこんな感じ。

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全体像

で、ついに完成形。

やっぱりリム色がキマると

ミスマッチ感がなくなった。

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個人的にはちょっとケバいというか、チャラいというか。

派手すぎて恥ずかしかったりする。

でも、ホイールカラーチェンジデカール自体の発色は

それほどではないので、

フレームの赤、デカールの赤と親和性がよく

全体的に上手くまとまったと思う。

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おわりに

これにて見た目関係の変更は落ち着いたかなと思う。

また何年後かにデザインに飽きて変えたくなるまでは

しばらくこれで行くことに。

 

気になるの耐久性はしばらく使ってみてから

更新したいと思う。