おさだ精密工業

おさだ精密工業

自作、自作、自作、バイク、ときどき家族ネタ

KDX用ホイールをBeta RR2Tに流用した

はじめに

MY2020のRR2Tを手に入れたものの

仕事が忙しくなかなか乗れない・・・

とか言ってたらいつの間にか5月になっていてビックリ。

 

忙しいとは言え、何もしてなかったわけではないので、

ブログにアップしていなかったのは

ただのサボりだったりもする。

 

手始めは、リアホイールのスワップ

 

過去の振り返り

 以下で触れているが、KTMとBetaはブレーキディスクの

サイズこそ違えど、それ以外は互換性が高い。

osada-komuten.hatenablog.jp

 

で、↑でKDX用のホイールをKTMに流用したので、

Betaにも流用できるっしょ、と締めくくっているが

それを実行に移した形になる。

 

はじめに断っておくと、

KDX用のホイールの高年式KTMへの流用は簡単な話では済まなかったので

そうそう真似はできないものと考えたし。

 

準備したもの

当然KTMで使用していたホイールと、

今回新たにZ-Wheelのジグラムローター '08~KLX用

をWebike!でポチッとした。

過去記事でも触れているが、KLXは前期(?)はKDXと同じホイールで

後期('08以降)はローター径がφ220→φ240に変更されているが、

取付ピッチは同一。

なので、これをつければBetaにもスッと取り付けできるはず。

f:id:Osada-Komuten:20200501160146j:plain

 

組み立て

とりあえず買ったローターをホイールに組付けてみる。

f:id:Osada-Komuten:20200501160701j:plain

まぁ、問題なく付くわな。

 

車両への組付け(問題発生)

ここで問題が。

KTMは純正50Tのドリブンスプロケに対して、

53Tのスプロケでもギリギリ組付けできた。

が、Betaは純正が49Tということもあるのか、

全然チェーンが足りない(笑)

 

このありさま。

これじゃなんのために頑張ってKDXのホイールなんぞ

履かせたのかわからなくなってしまう・・・

f:id:Osada-Komuten:20200501160933j:plain

ちなみにこの年式はRR2Tはチェーンガイドに

コマが入っててこれをひっくり返して

大きいスプロケにも対応できるようになっているが・・・

想定外のサイズだったみたい(笑)

f:id:Osada-Komuten:20200501160945j:plain

 

暫定処置

しかたがないのでこの日は50Tをつけて

お茶を濁しておいた。

まぁ、純正ホイールをキレイな状態で保管しておけるから

まったくの無駄ではないのだけど、と自分に言い聞かせて。

f:id:Osada-Komuten:20200501161209j:plain

 

組付け後

チェーンラインもローターの位置も

バチギマリで問題なく組付け完了。

カラーの寸法の'17KTM EXCとまったく同じでOK。

なお、古いKTM(2010前後くらいなのかな?未確認)

はカラーをつめないと入らないっぽい。

知人のBetaに古いKTMのホイールを流用したが、

そちらはカラーを5mmくらい削ったので。

流用する人は注意されたし。

f:id:Osada-Komuten:20200501161347j:plain

f:id:Osada-Komuten:20200501161402j:plain

f:id:Osada-Komuten:20200501161414j:plain

f:id:Osada-Komuten:20200501161427j:plain

 

おわりに

後日、チェーンを買って53T化する予定。

(っつーか、これを書いている時点では53T化完了している・・・・)

 

osada-komuten.hatenablog.jp

 

ということで。

 

 

 

フライス盤 X軸モータ化

はじめに

前回、Z軸をモータ化した。

osada-komuten.hatenablog.jp

 その続きで今回X軸を改造したのでその模様をお伝えする。

 

改造前

もともとは各軸、手回しのハンドルがついている。

Z軸はスペースに余裕があるので前回ボールネジも仕込むことができた。

 

しかし、XY軸はスペースが狭く、ここに入るボールねじは

手持ちになかった。あったとしても相当細いネジしか入らないような

気がする。もしくはベースを削って隙間を稼ぐか。

そうなると、フライス盤を改造するためのフライス盤が

必要になってしまうという無間地獄に陥る。

f:id:Osada-Komuten:20190622234629j:plain

なので今回、X軸は純正の台形ネジにモータを仕込む方向で進める。

続きを読む

フライス盤 ステージの平行度がヤバイことに(後編)

前回のおさらい

前々から気になっていた、ステージの平行度。

計ってみたらバイスの平面度が0.1mmも狂っていたことが判明。

osada-komuten.hatenablog.jp

 

今回はこれを調整したお話。

 

厚み(?)測定

バイスの底面に傷がついていたり、

異物が噛みこんでいると高さが狂うが、

そもそもバイスの厚みが左右均一でなければ

お話にならない。

 

ので測定。

 


f:id:Osada-Komuten:20190822230503j:image

f:id:Osada-Komuten:20190822230451j:image

 

左右で0.1mm厚みが違った。

お話になっていない模様。

 

続きを読む